新書,  読書

「奇才絵師 伊藤若沖の謎」 小林忠監修

「奇才絵師 伊藤若沖の謎」という本を読んでみました。

またまた図書館で新しく入荷された、もしくはあまり貸し出しされていない綺麗な本を選択!

伊藤若沖という江戸時代の画家に焦点を当てた新書です。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784299037039

でも借りてすぐ次の予約が入ったので意外と人気あるのかもしれません。

感想

まず、伊藤若沖の有名作品を全て色付きで見られるのが良いです。

こういう画家や絵画に焦点を当てた本は、やっぱりカラーじゃないとね〜。

そして表紙の絵からも感じとれますが、この画家さんが注目される理由が分かるくらい独特な絵を描く方です。さらにこれを江戸時代に描いたとうんだから、注目されるのも無理はないかと。(絵画の素人意見です)

色使いが中国っぽく鮮やかなのに、題材は圧倒的に鶏が多いのも面白い。(普通は縁起ものの鶴とかを題材にすることが多いそう)

また、こんなに色使いが独特で味わい深いのに、水墨画や版画も数多く残していて、それらも魅力的なものだから本当に多彩な画家さんだと感じました。

そしてそれらを一つ一つ解説していただける本書も、やっぱり面白い!!

しかもこの伊藤若沖は経歴もなかなか特殊なので、人生歴と照らし合わせていくとそれぞれの絵への解釈が広がります。

次は本の中だけじゃなくて、美術館などで実物を直接鑑賞してみたいなと思いました。

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